グローバル・バイオベンチャー・キャピタルであるAN Venture Partners (ANベンチャーパートナーズ、以下「ANV」)は、日本医療研究開発機構(AMED)が実施する令和5年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」において、創薬ベンチャーの支援に適した認定ベンチャーキャピタル(以下「認定VC」)に採択されましたのでお知らせいたします。ANVは、AMEDと認定契約書を締結し、認定VCとして活動します。

AMEDは、医療分野の研究開発およびその環境整備の中核的な役割を担っている機関で、創薬ベンチャーの大規模な開発資金の供給不足を解消することを目的に「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」を立ち上げています。今回、認定VCに選定されたことで、ANVは創薬に特化したベンチャーに対し、ハンズオンによる開発支援を提供できるようになります。また、ANVが一定以上出資する創薬ベンチャーが採択課題に選定されれば、当該ベンチャーが実施する非臨床試験、第1相臨床試験、第2相臨床試験もしくは探索的臨床試験の開発段階にある実用化開発等の支援をAMEDから受けることができるようになります。

ANVのマネージングパートナーであるホーン川嶋 健は次のように述べています。「この度、ANVの実績と専門知識が評価され、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うVCに認定されたことを大変うれしく思います。AMEDによる創薬ベンチャーに対する実用化開発の支援は、創薬ベンチャーによる新薬の創出件数を増加させ、創薬ベンチャーエコシステム全体の底上げを図るものです。この取り組みは、ANVが目指す、成熟した米国のエコシステムを活用することで、日本のバイオテクノロジーのエコシステムを構築・発展させ、グローバルで評価されるバイオベンチャー企業を育成していくという理念と一致します」

AMEDの「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」について

事業の詳細について: https://www.amed.go.jp/program/list/19/02/005.html

認定VC採択結果について: https://www.amed.go.jp/koubo/19/02/1902C_00045.html

ANベンチャーパートナーズについて

ANベンチャーパートナーズ(ANV)は東京とサンフランシスコを拠点とするバイオベンチャー・キャピタルです。ANVは、日本からサイエンスのシーズを発掘し、世界的なバイオテクノロジー企業を育成することに注力しています。