RNAiベースの医薬品開発のパイオニアであるシティ・セラピューティクス(以下、シティ)とバイオジェンは、本日、特定の疾患を対象とした新規RNAi治療薬を開発するための戦略的共同研究契約の締結を発表しました。シティは、ANベンチャーパートナーズの投資先企業です。
本共同研究を通じて、シティは次世代RNAi工学技術を活用し、バイオジェン独自のドラッグデリバリー技術と組み合わせてRNAiトリガー分子の開発を進めます。まずは、主要な中枢神経系疾患に関与する単一のターゲットに焦点を当て、組織指向型デリバリー技術を活用することで、全身投与が可能な治療薬の開発を目指します。なお、バイオジェンは、治験申請(IND)に必要な研究、グローバルな臨床開発、規制当局への申請、商業化に関連するすべての活動を担当します。
詳細につきましては、シティ・セラピューティクス社のプレスリリースをご覧ください。
ANベンチャーパートナーズについて
ANベンチャーパートナーズ(ANV)は東京とサンフランシスコを拠点とするバイオベンチャー・キャピタルです。ANVは、日本からサイエンスのシーズを発掘し、世界的なバイオテクノロジー企業を育成することに注力しています。